1. インターン生には単純労働だけをさせてはいけない。
インターンシップは労働ではなく、あくまで就業体験です。そのため、インターン生に任せる仕事は大学の専攻と大きな差があってはいけません。
2. インターンシップを延長するのは難しい
インターンシップで日本に滞在できるのは最長1年です。ただ、「通算して大学の修業年限の2分の1を超えない期間内」で更新することは可能です。たとえば四年制大学の学生であれば、1年滞在した後にいったん帰国し、再度来日することで最大で合計2年滞在することができます。
3. 事前説明をしっかり行うこと
期間や内容を問わず、インターンシップでは学生に開催背景を知ってもらう必要があります。そのため、すぐにワークや職場体験に移るのではなく、最初に企業の説明や業界の概要を説明するようにしましょう。
4. 文化や価値観が異なる
• 日本人にとっては当たり前のマナーや慣習が、海外から来た外国人大学生にとっては当たり前ではない可能性があります。
• お互いの文化や慣習が異なることを理解し、日本人の価値観を相手に押し付けないことがスムーズなコミュニケーションへの近道でしょう。
• 業務上無理のない範囲で相手の文化や慣習を尊重したり、インターンマナー研修を行ったりすることも重要です。
5. 滞在期間や報酬の有無によって在留資格が異なる
• 外国人大学生がインターンシップのために日本へ滞在する際、大学生は短期滞在・文化活動・特定活動いずれかの在留資格を取得しなければなりません。日本での滞在が可能な日数や報酬の有無によって取得する在留資格が変わります。
• 企業は、インターンシップの期間やインターン生に報酬を支払うかどうかといった点から、申請する在留資格の種類を決定します。